【ヘルシンキ、東京2013年6月11日PRN=共同JBN】ファイル・システムの市場リーダーであるTuxera Inc.はXX日、富士通のスマートフォンとタブレット「ARROWS(アローズ)」にTuxera exFATが採用されたと発表した。Androidを基本ソフトとする富士通の機器は革新的な機能と使い勝手の良さで評判が高く、市場に急速に拡大している。Tuxera exFATを組み込むことによって、64GBの高容量SDXCメモリーカードを完全サポートする。

富士通モバイルフォン事業本部プラットフォーム開発センター長の箕輪剛彦氏は「TuxeraのexFAT採用により、2012年度冬モデルより大容量SDXCメモリーカードを利用できるようになった。これによりARROWSのユーザーは、大容量コンテンツを使いやすく、利便性が向上する。今後もTuxera社との良好な関係を活かし、当社製品の価値を高めていきたい。」

と語った。

Tuxeraのソリューションはインテグレーション作業がシンプルで非常に扱い易い。しかも、最新のストレージ基準およびイノベーションに問題なくアクセスできることを保証している。Tuxeraのファイルシステムを利用することにより、SD、SDHC、SDXCカード、USBメモリースティック、ハードディスクドライブといったメモリー媒体を、ファイルサイズおよび容量の制限を受けることなく完全に相互運用できる。更にTuxeraのファイルシステムは、市場で唯一フェイルセーフを保証しているソリューションである。Tuxera独自の性能向上技術により、市場で最速の読み取り・書き込みスピードを誇る製品提供を可能にしている。

Tuxeraのソフトウエア・ソリューションのディレクターである久保田香苗氏は「富士通は世界的に知名度があり高い評価を受けているICTカンパニーの一つである。当社は主要技術パートナーとして富士通と緊密に協力できることを誇りに思う。今回のパートナーシップは当社にとって重要なマイルストーンであり、Tuxeraが日本市場において投資とコミットメントを強化していくことの一環である」と語った。

▽Tuxeraについて

Tuxeraは音楽、写真、ビデオ、その他のコンテンツをモバイル、タブレット、ホームエンターテインメント、コンシューマー、業務などの用途のあらゆる電子機器で利用可能にするファイルシステムの大手プロバイダーである。Tuxeraの業界標準ファイルシステム・ソリューションはAndroid、Linux、Mac OS Xなどのプラットフォームをはじめとするプラットフォームに搭載されており、膨大な数の製品にインストールされている。業界大手企業との緊密な協力関係によって、確実な互換性が確保され、組み込み式およびモバイル向けのソリューションで性能と低電力消費の高度な基準を設定することに役立っている。詳細はウェブサイトhttp://www.tuxera.comを参照。