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新たに公開した「フラッシュコスト計算ツール」により、フラッシュメモリの価格高騰や部品の選択肢が限られる中での、コスト削減の可能性と調達の柔軟性を可視化
フィンランド・エスポー、2026年9月 – Tuxeraは、フラッシュメモリ市場の変化によって製品コストへの負担が高まる中、OEMがストレージコストの削減可能性を把握し、代替となるストレージ構成を検討できる新しいツール「フラッシュコスト計算ツール」を公開しました。
Gartnerは、2026年のNANDフラッシュメモリ価格が234%上昇すると予測しており、価格の大幅な改善は2027年後半以降になる見込みとされています。車載電子制御ユニット(ECU)やゾーンコントロールユニット(ZCU)、スマートメーター、産業機器、医療機器などのメーカーにとって、課題はフラッシュメモリの価格上昇だけではありません。必要な容量の部品を入手できるかどうかも、大きな問題となっています。
例えば、製品に必要なストレージ容量が4GBであっても、低容量のeMMC製品は選択肢が限られつつあります。必要な容量の部品が入手できなくなれば、より大容量の製品への切り替えを余儀なくされ、実際には使用しないストレージ容量にまでコストをかけることになります。さらに、エッジAIやフィジカルAIの普及に伴い、デバイス内のストレージやデータ基盤への要求が高まることで、こうした課題は一層深刻になると考えられます。
Tuxeraは、組込みストレージの設計と管理の柔軟性を高めることで、OEMのこうした課題への対応を支援します。TuxeraのFlashFX Teraは、eMMCなどのマネージドフラッシュからRaw NANDフラッシュへの移行を可能にするソフトウェアです。これにより、長期稼働が求められる組込みシステムに必要な信頼性を維持しながら、部品、容量、サプライヤーの選択肢を広げることができます。また、メモリベンダーにとっても、既存のマネージドフラッシュ製品に加え、組込み用途向けの豊富な機能を備えたRaw NANDソリューションを提供する選択肢となります。
フラッシュメモリの管理機能をソフトウェアに移すことで、OEMはストレージのコスト、容量、調達をより柔軟にコントロールできるようになります。主なメリットは以下のとおりです。
TuxeraのCEOであるSteffan Schumacherは次のように述べています。
「メーカーがNANDフラッシュの価格や供給状況、サプライヤーの製品ロードマップをコントロールすることはできません。しかし、フラッシュメモリの活用方法を見直すことで、より柔軟なストレージ設計を実現することは可能です。これまで業界では、供給制約や部品価格に注目が集まってきました。しかし、より重要なのは、こうした状況に対してエンジニアが何をできるかということです。今、求められているのは、単に現時点で安価な部品を調達することではありません。フラッシュメモリをより効率的に活用し、将来、コストや供給状況、技術が再び変化した際にも、メーカーが柔軟に選択できるストレージアーキテクチャを設計することです」
新たに公開したフラッシュコスト計算ツールでは、こうしたストレージ構成の変更によるコスト削減効果を簡単に試算できます。メーカーは、必要なストレージ容量、年間出荷台数、量産期間を入力することで、マネージドフラッシュから製品要件に適した容量のRaw NANDフラッシュへ移行した場合のコスト削減見込み額を確認できます。また、実際のサプライヤーとの契約価格を入力し、自社の調達条件に合わせた試算も可能です。
Tuxeraのフラッシュコスト計算ツールは、ウェブサイト Tuxera.com/ja/flash-cost-calculator からご利用いただけます。
Tuxeraについて
Tuxeraは、フィジカルAIを支えるデータレイヤーを定義しています。それは、AIが現実世界で動作するシステムにおいて、データの完全性と高性能を実現するソフトウェアです。エッジの組込みストレージやネットワーク技術から、データセンター向けのエンタープライズグレードのファイル共有まで、Tuxeraのソフトウェアは、複数のミッションクリティカルな分野において、世界中で5億台を超えるデバイスに採用されています。Tuxeraは、フィンランドに本社を置き、約20年にわたるエンジニアリングの実績を有しています。
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